モラトリアムハザード2
美術とデザインの世界に生まれた日向の日陰はとある組織「日傘社」(造語です)の日傘職人によって作られた壁と「日傘社」によって人為的に作られた陽によってできたものです。
人工的な陽なので自然の太陽の陽のように動きません。つまり日向と日陰が自然に変わることはありません。そして「日傘社」によって作られた傘によって美術とデザインの世界は支配されています。
その支配から救うのが天才「ありんす」です。
世界の日向側の人は自分が「巨大な傘の壁」で仕切られた日陰に行くことにならないように必死です。 日陰側の人は日向に行くことを渇望しますが、残念ながら日向に進むための道は完全に隠蔽されているので強引にこじ開ける力のある人以外は日向に行けることはまずありません。 そのような中でも稀に日向と日陰を行ったり来たりしている人がいます。私もその一人です。あ、でも私は「ありんす」ではありません。
日向側は日陰の人たちがびっくりするくらい楽に楽しく生活できる場所です。いわゆる「自由にのびのび」しながら好きな時に仕事をして、遊んで、食べてしています。 つまり遊ぶ時間とお金が持てるだけのゆとりがあります。一方で日陰の側は一般の人たちがびっくりするくらいに過酷で苦しい生活をするしかない場所です。 いわゆる「美術は食べていけない」というイメージはここから来ています。 まず、てんいくで私がしなければならない仕事はこの日向と日陰の仕事を綺麗にすみ分けることです。 今は完全に混同されています。混同されているのは日向の人間が「日傘社」と共謀してこの状況をモヤモヤとさせているからです。 日向と日陰をモヤモヤさせることで日向は儲かります。つまり、美術とデザインの儲かるポイントを完全に隠蔽しているのです。 なので日陰の全員が儲かるポイントに気づかないので生活を良くすることができません。 儲かるポイントが見えるようにするには、儲けている日向の人間を拍手で讃える手を止めて、冷静な眼で良く観察することです。 そして見つけたらゆっくりと落ち着いて、人のいうことに惑わされず真っ直ぐそれに向かっていき手で掴みます。
日向は権力者の住む世界。日向にいる美術とデザインの世界の人は問題なく食べていけます。 十分すぎるほどの暮らしが保証されている余裕のある世界です。余裕のある世界では「自由にのびのび」することができます。 そして学生たちに頑張って「自由にのびのび」の世界に来るように勧めます。はっきりしたリサーチはしていませんが日向の住民は全体の1割未満です。1割未満の中に確実に入っていく方法の1つは難関校に進学することです。 「自由にのびのび」とは富裕層の人たちにはとてもしっくりと来る言葉です。
日陰は権力に従わざるを得ない者の世界。日陰にいる美術とデザインの人はいつ食べられなくなっても不思議はありません。 食べられたとしても十分な暮らしとは言えません。先の見えない途方もない世界で絶望の淵に立ちながら雁字搦めの余裕のない世界です。 して学生たちには絶対に美術とデザインの世界には来るなと言います。貧困層の大半の人たちにとっては「自由にのびのび」は意味がよくわからない言葉です。
美術とデザインの世界の人はほとんどの人が日陰の世界の人です。
私は教え子を日陰の世界に行かせるわけにはいかない。でも日向の権力者が作った美術とデザインの誤った認識が邪魔をして話が伝わらないのです。 なので大急ぎで伝わるように「てんいく」を書いています。「てんいく」を書いて美術とデザインの世界から大勢の「ありんす」が現れることを目論んでいます。
美術の人離れの原因の一つは日陰の世界の人たちが発している真実の情報です。 その情報はかつて日向の権力者が自らの都合で伝搬させた誤った情報を打ち消そうとしています。日陰の人たちの真実はこれまで口コミで世の中に伝えられてきました。口コミの拡散はさほど広くありません。 今運営できている美術系の学校の多くは口コミがさほど拡散していないので、そのお陰でまだ助かっています。でも今は時代が変わりインターネットによってすぐに世の中に情報が伝搬できてしまいます。 日陰の話は、まだインターネットでそれほど出回っていません。 昔から食べていくのが難しい美術とデザインの世界にあっても、かつては日陰の世界に溜まった人の数は今と比べればさほど多くはありませんでした。 なので波が立ってもさざなみ程度で、起きても日向のイメージが簡単に打ち消していました。 でも、年々日陰は大きくなり、今はその人の波は巨大です。つまり、もう日向の話で打ち消せる規模ではないのです。 波が消せない以上は、もはや反省し、この辺りで日陰の人の立場に立ったあり方を見直すべきです。
まずはブラック企業への就職を学校が橋渡しすることをやめること。
優良企業がどこか徹底的にリサーチすること。
大学に残ることができずに就職をしなければ食べていくことができない生徒が問題なく優良企業に就職できるようにすること。
作家になることを目指しながらもダメだと判断した瞬間にスムーズに就職活動に切り替えやすい雰囲気にすること。
就職活動をするかどうかの判断を大学は3年生の間に決められるようにすること。
それと美術とデザインの学校には日陰にさえも入れない人が大勢います。
日陰に入れなかった人たちは「自由にのびのび」していいと謳われ「才能」「天才」と称されて美術とデザインの世界に近づいて、高額な学費を払って美術とデザインの学校に通いました。
学校に入る前の子を見て、日陰にさえ入れないかどうかは、美術とデザインの人間ならある程度わかります。わかるけれども権力者は利益を上げるために「自由にのびのび」「才能」「天才」などの言葉を使って上手く勧誘します。 これを早急に辞めるべきです。つまり弱っている子を勧誘するのは簡単ですでも、弱っているからこそ何かあればすぐに態度や機嫌は変わります。強い子はそうそうへこたれません。 美術とデザインの世界が自主的に動かないのであれば、てんいくの「ありんす」が動くしかありません。
大抵の美術とデザインの学校は上位層、中間層、下位層の生徒を集めて運営できるようにビジネスモデルを作り上げています。問題は下位層のみの生徒を集めて運営している美術系の学校のビジネスモデルです。 このモデルでは上手くいっても日陰の世界に行くことしかできない。日陰に入らないようにするには上位層を対象にしている学校を目指すべきです。本当に日向にいける学校はわずかで、その中でもさらにわずかな学科です。
美術とデザインの世界には問題なく食べていける上位層の世界があるにも関わらず、美術とデザインの外の世界からは、モヤモヤとした煙に巻かれて日向の世界が見えなくなります。 つまり上位層に入れる人数が露骨にわかってしまい、事前に適性がわかることが知れてしまったら、美術系の学校に進学しようと考える学生の数は一気に減ります。 つまり、具体的な努力ではなく「才能」「天才」という曖昧な話にすることで、中間層と下位層の学生がよくわからないので美術系の学校に大勢集まります。 確実に食べていけるように進む道はあります。でも、美術とデザインの世界全体がモヤモヤさせて儲けるためにボカしているので、本当に食べていける道が明瞭に見えないのです。 つまり、道をはっきりと手に取るように誰にでも見えるようにすれば、適性のある子が正しく集まり、今の人離れの原因は払拭されます。 道を手に取るようにはっきりと示すのは今現在日向と日陰にいる「ありんす」の皆んなです。 それぞれの「ありんす」が自分がどのような経緯で今の状況に至ったかを詳細にインターネットで公開してくれれば、これから美術とデザインの世界に入ろうとする学生の道しるべになります。
学校や先生はこの道しるべを出しません。出してしまっては困るからです。
だから心ある「ありんす」がやるしかないのです。てんいくでは「ありんす」の出した情報をアーカイブします。でもまだ今すぐにはできないので、皆んなが自主的にインターネットに上げていけば多くの学生が助かります。
私が生徒に進ませようとしているのは限られた日向の世界です。
教え子には絶対に日陰に進ませるわけにはいかないと考えています。
日向と日陰の境には「日傘社」の作ったとても高くそびえたつ権力の壁があります。
皆んなを照らすはずの陽の位置が動いても、陽の動きを片時も見逃さない権力者も、陽の動きに合わせて上手に一緒に動きます。上手く動いて壁で隠してしまうので壁は日陰の世界にあたりそうな陽を遮り続けます。
世界の日向側の人は自分が「巨大な傘の壁」で仕切られた日陰に行くことにならないように必死です。 日陰側の人は日向に行くことを渇望しますが、残念ながら日向に進むための道は完全に隠蔽されているので強引にこじ開ける力のある人以外は日向に行けることはまずありません。 そのような中でも稀に日向と日陰を行ったり来たりしている人がいます。私もその一人です。あ、でも私は「ありんす」ではありません。
日向側は日陰の人たちがびっくりするくらい楽に楽しく生活できる場所です。いわゆる「自由にのびのび」しながら好きな時に仕事をして、遊んで、食べてしています。 つまり遊ぶ時間とお金が持てるだけのゆとりがあります。一方で日陰の側は一般の人たちがびっくりするくらいに過酷で苦しい生活をするしかない場所です。 いわゆる「美術は食べていけない」というイメージはここから来ています。 まず、てんいくで私がしなければならない仕事はこの日向と日陰の仕事を綺麗にすみ分けることです。 今は完全に混同されています。混同されているのは日向の人間が「日傘社」と共謀してこの状況をモヤモヤとさせているからです。 日向と日陰をモヤモヤさせることで日向は儲かります。つまり、美術とデザインの儲かるポイントを完全に隠蔽しているのです。 なので日陰の全員が儲かるポイントに気づかないので生活を良くすることができません。 儲かるポイントが見えるようにするには、儲けている日向の人間を拍手で讃える手を止めて、冷静な眼で良く観察することです。 そして見つけたらゆっくりと落ち着いて、人のいうことに惑わされず真っ直ぐそれに向かっていき手で掴みます。
日向は権力者の住む世界。日向にいる美術とデザインの世界の人は問題なく食べていけます。 十分すぎるほどの暮らしが保証されている余裕のある世界です。余裕のある世界では「自由にのびのび」することができます。 そして学生たちに頑張って「自由にのびのび」の世界に来るように勧めます。はっきりしたリサーチはしていませんが日向の住民は全体の1割未満です。1割未満の中に確実に入っていく方法の1つは難関校に進学することです。 「自由にのびのび」とは富裕層の人たちにはとてもしっくりと来る言葉です。
日陰は権力に従わざるを得ない者の世界。日陰にいる美術とデザインの人はいつ食べられなくなっても不思議はありません。 食べられたとしても十分な暮らしとは言えません。先の見えない途方もない世界で絶望の淵に立ちながら雁字搦めの余裕のない世界です。 して学生たちには絶対に美術とデザインの世界には来るなと言います。貧困層の大半の人たちにとっては「自由にのびのび」は意味がよくわからない言葉です。
美術とデザインの世界の人はほとんどの人が日陰の世界の人です。
私は教え子を日陰の世界に行かせるわけにはいかない。でも日向の権力者が作った美術とデザインの誤った認識が邪魔をして話が伝わらないのです。 なので大急ぎで伝わるように「てんいく」を書いています。「てんいく」を書いて美術とデザインの世界から大勢の「ありんす」が現れることを目論んでいます。
美術の人離れの原因の一つは日陰の世界の人たちが発している真実の情報です。 その情報はかつて日向の権力者が自らの都合で伝搬させた誤った情報を打ち消そうとしています。日陰の人たちの真実はこれまで口コミで世の中に伝えられてきました。口コミの拡散はさほど広くありません。 今運営できている美術系の学校の多くは口コミがさほど拡散していないので、そのお陰でまだ助かっています。でも今は時代が変わりインターネットによってすぐに世の中に情報が伝搬できてしまいます。 日陰の話は、まだインターネットでそれほど出回っていません。 昔から食べていくのが難しい美術とデザインの世界にあっても、かつては日陰の世界に溜まった人の数は今と比べればさほど多くはありませんでした。 なので波が立ってもさざなみ程度で、起きても日向のイメージが簡単に打ち消していました。 でも、年々日陰は大きくなり、今はその人の波は巨大です。つまり、もう日向の話で打ち消せる規模ではないのです。 波が消せない以上は、もはや反省し、この辺りで日陰の人の立場に立ったあり方を見直すべきです。
まずはブラック企業への就職を学校が橋渡しすることをやめること。
優良企業がどこか徹底的にリサーチすること。
大学に残ることができずに就職をしなければ食べていくことができない生徒が問題なく優良企業に就職できるようにすること。
作家になることを目指しながらもダメだと判断した瞬間にスムーズに就職活動に切り替えやすい雰囲気にすること。
就職活動をするかどうかの判断を大学は3年生の間に決められるようにすること。
それと美術とデザインの学校には日陰にさえも入れない人が大勢います。
日陰に入れなかった人たちは「自由にのびのび」していいと謳われ「才能」「天才」と称されて美術とデザインの世界に近づいて、高額な学費を払って美術とデザインの学校に通いました。
学校に入る前の子を見て、日陰にさえ入れないかどうかは、美術とデザインの人間ならある程度わかります。わかるけれども権力者は利益を上げるために「自由にのびのび」「才能」「天才」などの言葉を使って上手く勧誘します。 これを早急に辞めるべきです。つまり弱っている子を勧誘するのは簡単ですでも、弱っているからこそ何かあればすぐに態度や機嫌は変わります。強い子はそうそうへこたれません。 美術とデザインの世界が自主的に動かないのであれば、てんいくの「ありんす」が動くしかありません。
大抵の美術とデザインの学校は上位層、中間層、下位層の生徒を集めて運営できるようにビジネスモデルを作り上げています。問題は下位層のみの生徒を集めて運営している美術系の学校のビジネスモデルです。 このモデルでは上手くいっても日陰の世界に行くことしかできない。日陰に入らないようにするには上位層を対象にしている学校を目指すべきです。本当に日向にいける学校はわずかで、その中でもさらにわずかな学科です。
美術とデザインの世界には問題なく食べていける上位層の世界があるにも関わらず、美術とデザインの外の世界からは、モヤモヤとした煙に巻かれて日向の世界が見えなくなります。 つまり上位層に入れる人数が露骨にわかってしまい、事前に適性がわかることが知れてしまったら、美術系の学校に進学しようと考える学生の数は一気に減ります。 つまり、具体的な努力ではなく「才能」「天才」という曖昧な話にすることで、中間層と下位層の学生がよくわからないので美術系の学校に大勢集まります。 確実に食べていけるように進む道はあります。でも、美術とデザインの世界全体がモヤモヤさせて儲けるためにボカしているので、本当に食べていける道が明瞭に見えないのです。 つまり、道をはっきりと手に取るように誰にでも見えるようにすれば、適性のある子が正しく集まり、今の人離れの原因は払拭されます。 道を手に取るようにはっきりと示すのは今現在日向と日陰にいる「ありんす」の皆んなです。 それぞれの「ありんす」が自分がどのような経緯で今の状況に至ったかを詳細にインターネットで公開してくれれば、これから美術とデザインの世界に入ろうとする学生の道しるべになります。
学校や先生はこの道しるべを出しません。出してしまっては困るからです。
だから心ある「ありんす」がやるしかないのです。てんいくでは「ありんす」の出した情報をアーカイブします。でもまだ今すぐにはできないので、皆んなが自主的にインターネットに上げていけば多くの学生が助かります。
私が生徒に進ませようとしているのは限られた日向の世界です。
教え子には絶対に日陰に進ませるわけにはいかないと考えています。
日向と日陰の境には「日傘社」の作ったとても高くそびえたつ権力の壁があります。
皆んなを照らすはずの陽の位置が動いても、陽の動きを片時も見逃さない権力者も、陽の動きに合わせて上手に一緒に動きます。上手く動いて壁で隠してしまうので壁は日陰の世界にあたりそうな陽を遮り続けます。