経験
芸大美大受験を始める前にこれまで絵を習ってきていない人でついていけるのか心配している人は多いのではないかと思います。芸大美大の受験対策は早く始めればそれだけ有利です。でも一番大切なことは気持ちを最大限に盛り上げ、モチベーションを上げることです。
まず東京芸術大学のデザイン科の東京芸術大学デザイン科入試についてのページをご覧ください。
デザイン科の作品の制作時間は7時間(休憩時間含む)です。デザイン科の場合現役生が合格する割合は例年定員の1~2割程度です。現役合格したい場合は高校1~2年生から予備校に通うべきです。又、このレベルは美術高校/絵画教室/美術部のトップレベルの高校3年生の力がほぼ通用しません。
全国には美術高校/絵画教室/美術部で美術の経験がある人高校3年生が数万人。小学校から高校までにコンクールで賞をとった人がそれ以上います。その全ての人たちが芸大受験ではまず通用しません。美術高校/絵画教室/美術部で経験がある人はある程度有利です。ただ、全般的に東京芸術大学を目指すモチベーションがなく、美大にいったり、プロを目指すのではなく、趣味で楽しむことを大事にしているので、芸大美大受験に一生懸命になる感覚とは少し違っています。なので美術高校/絵画教室/美術部で習った経験がなくても心配する必要はありませんが、中には美術高校の生徒や美術部の生徒で東京芸術大学に興味を持っている人がいて本気で目指している人がいます。そういった人は現役で合格したり、遅くとも浪人して東京芸術大学に入る人は比較的多いです。そういった人が全国的にみれば若干名いて、その人たちには後れをとっていることは間違いありません。しかし、まったくの初心者から高校3年生の4月から芸大美大受験の対策を始めて現役合格をする人も多いです。作品の質は気持ちの高さで変わります。
美術に進むための処方箋