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「ハンディーがあるから美術の道を目指す」

美術の道を目指す人が美術を目指そうと考え始めた元の動機には様々な考えやイメージがあります。憧れではなくて、自分自身の抱えるハンディーキャップを考えて美術を目指そうと考えることがあります。
実際に美術の道を目指す学生の集まる美術系の学校には何らかのハンディーキャップを抱えた学生が美術系以外の学校よりも多く在籍しているように思います。ハンディーを抱えた人の中には学習障害によって勉強ができない人、てんかんの人、低所得の問題、心身症等色んなハンディーを抱えた学生がいます。
彼らを擁護するのが学校としての理想的な姿ですが、一部の学校ではハンディーキャップを抱えた学生を食い物にしたり、影で冷やかしたり、残念なことに先生や学校を困らせようとハンディーのある生徒をキラーパスとして送りつける悪意のある先生もいます。又、ハンディーのある学生に親身に接し、少しでも状況が良くなるように必死に頑張っている先生が多いことも事実です。ハンディーを抱えた学生の多くはそれぞれの学校のトップ層でも、中間層でもなく、ボトム層に多く見られます。ハンディーを抱える学生は自分の力でボトム層から這い上がれる力を持った学生が少なく、そればかりかそこをどう上手く解決させればいいのか?先生もわからないことが多く、とても頭を悩ませる問題です。それでも方法を探り、ハンディーを抱える学生が次のステップに進む方法を見い出していかなければなりません。実際にボトム層にいるハンディーを抱えた学生が問題なく志望の美術系の学校に合格し、美術で仕事ができるようになるのは稀で難しいですが、ハンディーを抱えた学生がキラーパスに利用されないように、しっかりと教育方法を確立し、安心して送り出せる道筋を開拓していくべきです。そうすればハンディーを抱えた学生が食い物にされたり/影で冷やかされたり/人を困らせる道具にされることがなくなるはずです。悪意のある進路指導をする先生がおられますが、キラーパスのつもりで送ってきた生徒を難関校に合格させればその瞬間から送られることがなくなります。芸大美大受験予備校の受験科の先生はあくまで生徒の幸せのために頑張って下さい。

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