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プロを目指して今からはじめよう!!

プロには誰でもなれます。
「才能」がなければプロとして生活をすることができないと考える人が多いと思いますが
完全な誤解です。
「才能」は誰にでもあります。

美術の世界の仕事
デザイン 絵画 彫刻 イラスト WEB 陶芸 インテリア マンガ ゲーム・・・
これらの仕事ができるか?できないか?
命運を左右しているものは「才能」ではありません。他の問題です。
「才能がない」といって辞める人には傾向があります。
その傾向の中で大半を占めるのは実力を養成するために割いた制作時間がすごく短いタイプです。

クマビは美術の世界を見続けていますが、
今までの1度たりとも
「君には才能がないので辞めた方がいい」
と職場や学校で、部下や学生に向けて促したことはありません。
そのような光景を他でも見たことがないのでクマビに限らず美術の世界全体がそうだと考えます。
美術の世界ではどのような才能が必要なのかということを具体的に説明したり証明する論述や書籍、またそのようなことが話題になるようなことがたったの一度もなく、才能の必要性を裏付ける事実が一切ありません。
しかし、どこからともなく自然に発生している実態のない謎のイメージです。

学生が諦める決断を自分でする時、諦める際の細かな事情を関係者に露骨に話すのは綺麗ではないので美術の外の家族や知人に向けて話しをする際に、学生本人が諸々の事情を「才能がなかった」という一言に置き換えて相手の納得を促す光景はよく目にします。
職場や学校では才能ではなく「努力」が足りない部下や学生に関しては、「辞めた方がいい」と言っている光景はたまに見ることはあります。

音楽やスポーツと違い、美術に関してはプロとして形になるかどうかは努力にかかっています。
美術でも運が良くてさほど努力しなくても成功する場合はありますが、
運を狙い撃ちして意図的に射止めることはできませんのでこれから美術の世界を目指す人に向けたクマビのページでは話題にしません。又、クマビでは確実に成功するイメージがあるので、間違っても運に頼ったり、博打に期待するような指導は一切致しません。

努力を続けることには時間とお金の問題が深く絡みます。
親御さんから十分な時間の猶予を与えて頂いて、十分な経済的な支援をして頂ける場合は、自分に厳しくなれる学生はかならず成功します。
美術の世界で形になるまでは時間とお金のかけ方が大切です。
美術の世界では大半の学生が時間とお金がかけられなかったことが原因で諦めざるを得ない状況に陥ります。
クマビが時間とお金のかけ方の話しをプロを目指そうとする皆さんにこのページでお話する1つの理由は
親御さんが「才能」を懸念されて本人が美術にすすむことに反対されている場合が多いので、その誤解を解くためです。

プロには誰でもなれます。
美術の世界で成功するためには制作時間の確保が大切です。
お金の問題は努力をすればどうにかなります。
例えばクマビを創設した小平(私です)は東京芸術大学を卒業していますが、11年の学生をしてかかった学費はトータルで100万円強です。大学と予備校では頑張れば授業料免除や割引を受けられます。自分自身でアルバイトをすることでお金の問題は解決します。詳しい対策の方法を知りたい人はクマビの進路相談を受けて下さい。

美術の世界で成功するためにはお金以上に制作時間の確保が大切です。成功したければ少なくとも6000時間程度は絵を描いて下さい。必ず手応えが出てきます。
経済的には何の問題がなくても、時間の問題を懸念される親御さんが大勢います。6000時間絵を描くには1日6時間絵を描いたとして3年以上かかります。その時間をどの時期に割くのか?絵を描くことにそれだけの時間をかけることのリスクはそうとうなものです。実際に無駄に終わるケースがないわけではありません。長年学生の指導をしていても慎重になります。

問題は何時6000時間もの制作時間を確保するのかということです。これまでの常識では芸大美大を目指す学生は高校3年生から絵に没頭して浪人して制作時間を確保しました。ただこれは芸大美大受験予備校が受験生を浪人させて収益を上げる思惑もあります。クマビが皆さんに提案したいのは制作する時期を前倒しにすることです。高校3年生までに6000時間制作することを考えればはじめるタイミングは中学1年生でも遅くはありません。中学1年生で進路が決まる決断力がある人は少ないでしょうが美術で成功するためには思い立ったらすぐにはじめることが大切です。制作時間を確保すれば必ず絵は描けるようになります。そして美術の世界は実力があれば必ず仕事ができます。

プロには誰でもなれます。
「実力があっても仕事ができない」という不思議な現象が美術の世界にはあります。確実にプロになるためにはその現象の対策をこうじる必要があります。
美術の世界には美術系の学校を出ていないデザイナーやイラストレーターが大勢います。美術系の学校の学費は高額なので一般的な常識では美術系の学校へは殆どの御家庭の経済状況では進学できませんので、当然ながら美術系の学校を行かずに独学で美術の勉強をして仕事をする人の方が美術系の学校を出ている人よりも多くなります。クマビも予備校を運営する中でWEB/印刷/イラスト/デザイン等の事務所や会社と関わる機会がありますが、それぞれで美術系の大学を出ている人が少数(ほぼいない)であることに驚かされます。一方で芸大美大を出ている事務所や会社で働いている方々よりも圧倒的に高度な実力を身につけている生徒達の中で大学卒業後に美術の仕事についていない生徒が多いことが引っかかり続けてます。

芸大美大の世界では不思議な現象があります。実力がありながら美術の世界とは違った世界で仕事をしている卒業生が多いこと。芸大美大では学生を教育して高い専門性身につけるためにビジネスと解離させて考えさせる傾向があります。ビジネスと離れて物事を観ていく中で本質に気付いていく過程は大切です。但し、その過程を超えて気付いた内容から作品を制作したり、論文を書いて、学生個人の実益に直接的に結び付けられる学生は研究室の中核をなすほんの数人です。中核をなした学生は大学に残り研究を続けて実益を得ることになります。但し、それ以外の学生は路線変更しなければ実益を得ることができません。実際には研究室で中核を担わなかった学生の中にも高度な力を持った学生は大勢います。自分の専門にしてきた分野を大切にしながらもビジネスに眼を向け、現実的な実益に展開していくパフォーマンスを学生個人と大学が持つ必要があります。これまでの芸大美大は各専門領域のことだけ考え、学生の進退を気にせずとも許されてきました。只、これからは芸大美大が直接攻められなくとも「受験生離れ」がなんらかの答えを導き出すと考えられます。受験生の近くにいるのは中学と高校の美術の先生です。近年の先生方はかつてのように誰にでも「東京芸術大学を目指せ」という指導はしません。生徒達が芸大美大に進んだ後にどうなるのか?を自分たちの現在の状況とも照らし合わせて冷静に考え、自分の生徒に慎重な進路指導をしています。
芸大美大の難関校を出ている学生が優秀であることは間違いありません。社会に出る過程で専門的な問題に真摯な態度で向かい合い課題の制作に没頭することは大切です。一方で社会に出た時のことを冷静に考えて適切な準備を進めることも大切です。そうすれば必ずプロになれます。
これから美術の世界に入りたい人に向けて声を大にして言いたいことがあります。
「本当に美術の世界でプロとして収入を得たかったらすぐに絵を描きはじめることが大切です。」
そして
「大学に入ったらビジネスを前向きに捉え、自分が美術の仕事をしてお金をえることについて積極的に考えることが大切」
ということです。

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