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美術高校に行かずに芸大美大を目指す中学生

埼玉で芸大美大の難関校合格を目指すなら美術高校に進学せずに普通高校に進学して大学受験をする方が有利です。熊谷美術研究所では難関校を目指すなら普通高校への進学をお薦めします。
難関校は東京芸術大学のデザイン科と絵画科油画専攻、日本画専攻 彫刻科。多摩美術大学のグラフィックデザイン学科。武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科です。多摩美術大学と武蔵野美術大学であってもそれ以外の学科の多くはそれほど倍率が高くないので、美術予備校に通わなくても美術高校から十分に合格できます。又、難関校以外の大学/学科は推薦入試などを積極的に行っており、人気のある難関校の一般入試の前に試験を実施して青田刈りをします。推薦入試では美術高校の方が普通高校よりも有利です。但し、大学を卒業した後に就職をしたり、芸術家やデザイナーとして仕事をする時に難関校は世界的に活躍したり、一流企業に就職する割合が本当に高いです。そのため、大学卒業後のことを考えれば難関校を目指した方がいいです。難関校とそれ以外で卒業後に差がないと考える人は多いですが、実際には大きな差があります。
大学に入った後に頑張ればと考える人も多いですが、大学入学後の授業内容はどこの大学も変わりません。大学の授業内容はまず、どこの大学で授業をするか?ということ以前に、いかにわかりやすく、正確に論文にまとめてシラバスにするかを考えて作られています。優秀な東京芸術大学の学生に教える場合も、倍率の低い、ほとんど受験勉強をしなくても誰でも行ける美大の学生に教える場合も授業の内容を少しでもわかりやすく作るということに違いはありません。そのことは大学入学後に芸大美大生に何を教えておけばよいか?ということに差がない。ということで、それは、その授業を受けただけでは実力の差は埋まらないことを意味しています。現に、ほとんどの場合、大学入学時の実力の差は大学の時、さらには50代60代になっても縮まりません。この記事を書いている私は東京芸術大学に7年浪人して入りました。考えてみてください。かたや7年浪人して実力を磨き上げた大学1年生と推薦入試で美術予備校にも通わず、数か月絵を描いただけの大学1年生と同じスタートラインに立った時の差。その差にやっと気が付いた時の愕然とした事実、プレッシャー、劣等感。大学卒業時にかたや一流企業に内定が決まり、かたやみんなすぐにやめるので誰でも採用するようなブラック企業に就職する。又は就職先が決まらない。実力の差は現実的に自分の将来を左右します。

東京芸術大学を受験するなら

中学1年生 木炭紙大静物鉛筆デッサン 制作時間5時間
東京芸術大学を受験するなら中学生から熊谷美術研究所に通いはじめても遅くはありません。
多摩美術大学と武蔵野美術大学を受験するなら高校生になったら熊谷美術研究所に通いましょう。

普通高校が有利な理由

埼玉県の美術高校は予備校に通える期間が限られます。予備校に通える期間は春夏冬休みと高校3年生の冬以降です。そのため、年中予備校で切磋琢磨できる普通高校とかなりの温度差があり、制作時間や環境の点で大きな差が生まれます。こういった事情は美術の盛んな埼玉独特のもので、盛んであるがゆえに学内の学習に力を入れなければならないため、難関校に焦点を当てた受験に特化した指導への意識が希薄になります。これは進学に重点をおいた関東及び他県などでは見られない傾向です。

美術高校を選ばずに普通高校を目指す人

普通高校を目指す人で高校卒業後に美術系の進路を目指す人は中学生のうちからしっかりと実技試験対策をはじめましょう。中学生からはじめれば多摩美術大学と武蔵野美術大学の最難関の学部に十分に間に合います。ムサ多摩には十分に間に合うため、中学生からはじめる人が狙うべきは東京芸術大学です。東京芸術大学の現役合格にじっくりと照準を合わせることができます。ネガティブな話になりますが、多くの高校3年生の東京芸術大学受験の敗因は、実は実技試験の対策の時間が足りないことです。東京芸術大学の最難関の学部の場合、浪人をせずに高校3年生で合格するのは全体の1割り前後の人数です。受験者の半数は高校3年生で、受験者が多い学部は1000人近く受験するので1000人中の500名程度が高校3年生。500名程度の高校3年生の中から5名程度しか現役合格できません。その敗因の第一の原因が実技試験の対策の時間が短いことです。実は中学生のうちに美術系に進路を決める人は美術の世界ではものすごく進路の決定が早い方です。東京芸術大学を受験する人の殆どが高校3年生から美術系に進路を決めています。高校1~2年生の頃に美術系に決めて実技試験の対策を始めた人も高校3年生の受験者の半分に達しません。そのため中学生の時から美術系の大学の受験対策を始められる人は実はものすごく有利なのです。クマビの講師は東京芸術大学に現役合格者を出し続けてきた指導のスペシャリストです。中学生で美術系進路を決めた決断力のある人はすぐにでもクマビに来て絵を描き始めてください。中学生からはじめればどこの予備校からでも東京芸術大学の現役合格を狙えるわけではありませんので注意してください。

東京芸術大学を受験するには美術高校より、普通高校の方が有利

埼玉では美術高校に通う高校生よりも普通高校に通う高校生の方が東京芸術大学をはじめとする美術系の難関校に多く進学しています。クマビのある熊谷近郊の偏差値60程度の普通高校から美術系の大学に進学する人でクマビに通う人は全員多摩美術大学か武蔵野美術大学の最難関の学部に合格しています。クマビの場合はここを外すことはありません。但し偏差値60程度の高校には芸大美大受験における弱点があります。それは高校全体が普通大学受験を目指した授業の内容になっているため美術系の実技の対策時間を十分にとりづらいことがあります。高校3年生の場合、偏差値60以上の進学校のいくつかは高校の授業は早めに終わらせて受験勉強に専念できるようにするために、夏あたりからは高校が早く終わるために、浪人生並みの実技時間を確保できる高校もあります。但し、高校1~2年生の時は授業が忙しいために、実技試験対策のために十分な時間がさけない高校は少なくありません。一方で偏差値55~60弱の高校の場合、高校1~2年生の授業がそれほど忙しくはない高校はクマビで実技試験の対策に時間をかけやすいです。本当に高校入学後に東京芸術大学の現役合格を狙うのであれば、高校1年生から毎日対策できる偏差値の高校を選らぶべきかもしれません。
偏差値50前後やそれ以下の高校の場合、高校1~2年生の段階で芸大美大に行くことが決まれば、その時から実技試験対策を始めれば十分に受験期までに難関校に合格できるレベルの実技力を身につけることができます。問題は学科ですが、高校1~2年生から毎日英語の勉強をしていれば、高校入学時の学力が低くても必ず間に合います。偏差値55以下の高校の場合、高校3年生の段階で芸大美大進学を決めた人の多くが推薦入試で入れる実技レベルの低い大学や専門学校を選びます。大学受験の実技レベルは大学卒業後の就職や芸術家やデザイナーとしての活動の質に大きな影響を与えます。一言で芸大美大や専門学校といってもその中では明確な実力の差があり、仕事の質や収入にはっきりとした差があります。私立大学と専門学校に通う際の年間の学費は150万以上かかります。同じ金額をかけても難関校は世界的に活躍するデザイナーや芸術家になり、一流企業に就職がきまり、一方では同じ金額をかけてもブラック企業しか就職先がなかったり、その差に気が付くのは大学と専門学校を出た後です。そういった学生の殆どが先のことを調べず、ぼんやり考えており、希望的な観測で卒業後を見ています。
偏差値60よりも少し低い偏差値の普通高校でも多くの人が合格します。今後はクマビから近い将来必ず東京芸術大学の現役合格者を出します。埼玉の美術高校の場合、難関校を目指すモチベ―ションがある人が割合少ないようです。美術高校の高校生は推薦で入れる大学や専門学校に行く人が多く、イメージに反して難関校を目指す人は割合多くはありません。美術高校自体は予備校ではありませんから、難関校ばかりを勧めることはしません。美術高校は美術予備校と違いますから受験に特化するような物の考え方をするのは高校として不健全だと思います。普通高校の人は美術系に進路を決めた時点で美術予備校に通おうと思えば毎日通うことができます。高校3年生までに実際に毎日通うようになります。しかし美術高校の人は卒業制作までしっかりと部活に参加しなければならないため高校3年生の冬休みに入らなければ美術予備校に通うことができません。東京芸術大学をはじめ、美術予備校に毎日通わなければ絶対に合格することができない難関校はあります。そのため難関校を目指す人は普通高校に進学した方が受験は有利です。
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