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合格のために感覚を磨く

芸大美大に合格するためには感覚を磨く必要があります。感覚を磨き始めるには最初に美術ではどのような感覚を磨く必要があるのかを先生からしっかり教えてもらい、感覚を磨くために必要なことを聞いて理解しておくことが大切です。
感覚には、形のバランス感覚を磨く/色の黒さ=バルールを見る感覚を磨く/立体感を出す感覚を磨くなど色々な感覚があります。何を磨くのか知るためには、まずは感覚にはどのようなものがあるのか先生に教えてもらうことが大切です。クマビでは基本をしっかりと指導します。
磨く内容を全て理解しているかどうか不安な人は本屋さんでデッサンや描画材料の基本について書かれた本を購入して確認することをお薦めします。基本で大切な感覚はすべて専門用語で表現されて、一通り網羅されています。基本について書かれている本の殆どに専門用語についての解説があります。

浪人生には基本の指導を受ける機会がなく、基本を学ばずに最初から課題に取り組む形で実技のトレーニングをはじめる人が多く、そういった浪人生の中には基本を習うことを飛ばしてしまったことが原因でスランプになり、思わぬ足踏みをしてしまうことがよくあります。そういった状況を避けるために感覚を磨く段階に入る前にしっかりと基本を学ぶことをお薦めします。

一通りの基本を理解した後は、先生に課題を出してもらい、制作を重ねます。先生が出す課題を消化することは学んだことを咀嚼することで血とに肉に変えるとても大切な段階です。
美術のトレーニングは教えてもらっただけで練習しなければ上達しません。例えば水泳は我々の生活する空間である陸ではない「水」という特殊な状況の中で対応できるように訓練します。少しずつ体を慣らしたり、筋力を養成して体を作ったり、バランス感覚を掴んだりします。それと同じように、絵の中は水と同じく陸とは違う特殊な状況です。2次元の紙やキャンバスという特殊な空間の中で対応できるように少しずつ眼(視覚)等をならし、指先の筋力のトレーニングをして巧緻性を高め、自由に紙の2次元の中で3次元的に泳ぎまわれるように造形できる感覚を身に付けます。難易度の低い大学ではトレーニングの必要はありませんが、自由に造形できる感覚を身につけていくことが難易度の高い大学に合格するためには不可欠です。

感覚を高めるために必要な時間

大学合格のための感覚を高めるためにかかる時間は合格水準の高さに比例して変わります。自分の志望校が高くなるほど時間がかかります。又、時間がかかると同時にそれだけの予算がかかるようになります。事前に自分の受験する大学の合格水準を確かめ、感覚を高めていくために必要な時間を理解し、具体的に計画を立てることが大切です。

 感覚を高める期間とその間の制作時間の決め方には大きく分けて2通りあります。
①予算が少ない場合や学校や仕事のスケジュールなどの都合から制作時間が限られているためあまり難易度の高い大学を望めない場合は都合に合わせて制作時間を決めます。志望校が未定の場合は、与えられた制作時間の中で感覚の高まり方に合わせてなるべく難易度の高い志望校を目指します。
②志望校が決まっている場合は志望校の合格水準に合わせて制作期間と時間を決めます。

クマビの合格水準の指標

大学受験ではいつ・どこで・どのように勉強するか適切な計画を立て、中間目標を達成していくことが大切です。計画に一つひとつの課題を加えたカリキュラムを進め中間目標達成を目指します。目標を達成するためには志望校の合格水準を正確に把握することが大切です。クマビでは合格水準を分かりやすくするために指標を作成し、それに基づいてカリキュラムを作成しています。指標「難易度表」

合格水準の指標による適切な判断

美術系の入学試験のハードルは少子化と不景気の影響により受験生の減少に伴い年を追うごとに下がっています。
ハードルが下がり、入りやすくなっているため、難関校の影で一部の大学では基礎力が身についていない言わば発展途上の段階で入試に望んでも十分に合格できるようになっています。
合格レベルは各大学の科別に違います。それぞれの大学の科ごとに適切な合格水準を見極めることが大切です。
自分の志望校の合格水準を早めに察知することができれば予め想像していたレベルよりも下がっている場合はもうワンランク上の大学に志望校を切り替えることが検討できます。又、クマビでは制作時間が減らせるのでそれだけ受験費用を押さえることができます。

しっかりと力を身につける

志望校の水準を確かめ、計画を立て、中間目標を立てて、課題に取り組み始めた後はしっかりと力を身に付けていくことが大切です。合格水準に達する作品を描けるようになるためにどの程度の時間がかかるかわからないために、無理や無駄が生じることがあります。例えば難関校の場合。多摩美術大学のグラフィックデザイン科の対策のは1年間。週に6日間、高校生は学校のある日は1日3時間、休みの日は1日6時間で課題に取り組むことが一般的です。しかし、それを知らないために半年間。週に2日1日2時間で合格を目指そう考えてしまい手遅れになる無理が生じることがあります。又、難易度の低い大学の場合。美大はどこも難しいという誤解があるために美大受験を諦めて専門学校に行くケース。1年間で週に3日1日3時間の対策で十分な所、1年間で週に6日1日3時間の対策をしてしまい、予備校の授業料が無駄にかかるケースを良く見ます。
難関校でも、難易度の低い大学でも適切な計画を立ててしっかりと力を身につけることが大切です。

難関校を受験する人が確実に合格できるようにするにはかなり高度な力を身に付けなければなりません。
例えば東京芸術大学の場合、基礎力を完璧に身につけ、さらには実践力を完璧に身に付けなければなりません。クマビでは完全無欠の状態をイメージして対策に取り組みます。

個人差

合格水準を超える基礎力をしっかりと身につけるために先生から課題(通常課題)を出してもらいます。基礎力が身につくまでに必要な課題の数には個人差があります。課題の数が少なくて済む人は学習能力が高いタイプに多く、次いで部活で訓練を積んできた人は集中力や情緒が安定している点で要領を掴むことが早く。手先を使うことをしてきた人は指先の巧緻性が高いために描く技術の習得が早い傾向が見られます。上達の早い人でも私立の難関校に合格するための十分な期間は1年です。時間のかかる人の場合、期間としては2~3年かかります。高校3年生から習いはじめた場合遅い人は2浪の時からやっと急に上手くなることがあります。それ以上、上手くなるタイミングが先に伸びる場合は稀ですが、その場合、指導や環境に問題があるか、学習障害や心身症等の具体的な問題を抱えているといったことが考えられます。学習障害や心身症の場合は本人や保護者と良く相談して他の道を考えるか芸大美大受験を続けた方が得策か良く検討しながら、本人にとって最善の方法を選んで進めていきます。


※クマビでは学習障害や心身症を抱えた生徒を含めた全ての生徒をクマビを辞めないよう強引に引き留めたり、勧誘することを一切しません。又、入学時に学習障害、心身症等の精神病資質があるか確認を行い、そのリスクについて説明し、納得のもとで入学して頂いています。
※健康な人の場合、クマビで対策をすれば私立の難関校合格に3年以上かかることは絶対にありません。
芸大美大に合格するために

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