親御さんや高校の先生に美術系に進むことを反対されている人へ
漫画家、イラストレーター、デザイナー、画家、彫刻家、建築家等、美術の中の仕事に憧れたり、自分に向いているか考えてみた経験がある人は多いと思います。美術は夢のある仕事です。誰でも一度は憧れる仕事だと思います。人気もある美術の世界。この世界を目指すとなると越えなければならない問題が山ほどあります。学生の皆さんにとって最初の問題になりやすいものの一つが支援して下さる親御さんを納得させることです。殆どの親御さんや高校の先生は堅実な道をすすめるかもしれません。進路相談の際に「やりたい」といってすぐに認めてもらえる場合もありますが、なかなか許可がおりないことの方が多いでしょう。
親御さんや高校の先生を納得させるには、納得させるための材料が必要です。材料は、具体的なこともあれば、精神的な物もあります。いずれにせよあなたは親御さんの考えを根底から覆すか「期待」させる何かをこの機会に感じさせるなどしなければなりません。あなたが将来美術で成功させるであろう形はずっと未来の遠い所にあります。遠い所にあって今は何の形にもなっていない美術の成功した結果のイメージを具体的に示し、成功できることを眼の前にある近くの出来事のように話せて証明できる人はいません。もし、近くで証明できるのであれば、それこそ神々しいばかりの眩い光を放つ話となるでしょう。是非聞いてみたいものですが、実際聞いたとなるとチープな印象を隠せない話しとなるでしょう。大人が求めているものはそんなものではないはずです。
親御さんによって考えは様々ですが、可能性があるのならやらせてみたいと考えておられる親御さんであれば、親御さんが必要としているのは、あなたが一瞬でもいいので「きらり」と成功を感じさせることかもしれません。親御さんもどう判断すればよいのか困っているかもしれません。その場合はクマビに相談してみてください。考え方のアドバイスを致します。
親御さんが許可しない理由が経済的な問題であれば親御さんにはできうる限りの最大限の協力を求めながら、さらなる工夫としてクマビからアドバイスができますのでクマビに相談してください。最終的にどうしても予算が足りない分はアルバイトをしてお金を工面することを考えるほかないかもしれません。
親御さんの考えが「美術」自体がだめという場合もあります。その場合は「美術」の誤解を晴らすためにクマビの先生に相談して親御さんとお話する機会を設けて下さい。
美術に進むための処方箋