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合格者の声2023

油絵科

関根 颯花

伊奈学園総合高校

東京芸術大学 
絵画科油画専攻 合格

 私は美術高校に通っていました。

 授業でも部活でもデッサンや油絵を描いていたため、美大には余裕で合格できるだろうと自惚れていました。高三の秋頃からクマビに通い始めましたが、高校でやっていたこととのギャップに不安を感じました。美術高校で培った基礎はあったものの描写力、構成力、表現力は中途半端なままであったことを痛感しました。その不安を解消できないまま1度目の大学受験を迎えました。結果は全て不合格。正直もっと早くから予備校に通っていればよかったと後悔しました。後輩、特に美術高校などに通っている方に言えることは自惚れず、油断せず早く予備校に行ったほうがいいということです。そこからもう2年間浪人生活を送る分けですが、心身ともに辛い時もありました。しかし続けられたのも周りの支えがあってこそです。特に小平先生には大変お世話になりました。いい意味で先生っぽくないというか私たち生徒の目線になってフレンドリーに接してくれました。世間話や冗談も交え、ちょうどいい距離を保ちながら接してくれたので制作においての悩みや自分のやりたいことなど本音を話しやすかったです。

 浪人2年目からは制作が楽しいと思える機会が増えました。自分なりの表現方法を見つけたりマチエル研究をしたり、とてもやりがいを感じました。それを藝大合格という結果に導いてくれたのも先生だと思います。クマビに通ってよかったと心から思いました。サポートしてくださった先生方、両親、友人達に感謝します。

デザイン科

岡 美里

熊谷女子高校

多摩美術大学 
グラフィックデザイン学科 合格
武蔵野美術大学 
デザイン情報学科 合格
武蔵野美術大学 
基礎デザイン学科 合格

 私は何となく絵に関わる仕事ができたらいいなと思い、高校1年生の3学期から熊美に通い始めました。熊美を選んだ理由は熊女から近く、部活との両立がしやすいと思ったからです。それからは部活(剣道部)と学習塾、熊美と3つを掛け持ちして通いました。ですので最初は週2日、部活後2時間。2年生の夏からは週3日、7時間程度しか通えませんでした。しかし、熊美でも学科を教えて下さることを知り、3年生からは学習塾を辞め、熊美の学科を受講しました。学科では、各自の受験する大学の赤本や共通テスト対策などをするため、あくまでも一般入試の形式慣れは熊美で十分だと思います。家では基礎や漢字などを固めたり、共通テスト利用をする人はその勉強をすると良いと思います。

 さて、1番大事な実技の授業ですが、私は熊美に入った時、全くの初心者でデッサンなんてしたことはありませんでした。しかし、鉛筆削りのやり方から道具を揃えることまで熊美でやっていただき、簡単に始めることができました。受験する中で必要になるものは大抵熊美で販売してくれています。

 今まで私にとって知らないこと分からないことが沢山ありました。それでも一つ一つ丁寧に教えてもらえました。また、分からない時には1時間でも2時間でも根気強く教えてくれ、色彩構成ではアイデア出しから完成までずっと付きっきりで教えていただくこともありました。

 丁寧な講評はもちろんですが、受験期には生徒一人一人に合わせたカリキュラムを組んでくださったり、面談をして対策を考えてくださったりしてくれました。また、先生との距離も近いため、気軽に質問したり、雑談したりできます。このような手厚いサポートや気軽さは少人数の熊美だからこそなのだと思います。

 最後に、少しでも美大に興味をもったら早めに予備校に通うことをオススメします。少ない時間からでもいいと思います。いつか本当に行きたいと思った時にその経験はきっと役に立つはずです。また、勉強はやっておくべきだと思います。受験は学科と実技の合計で決まるのでやって損はありません。大変だとは思いますが、皆様の望む結果が実現することを祈っています。

清水 夢叶

本庄高校

武蔵野美術大学 
基礎デザイン学科 
総合選抜 合格

 私は中学生の時からデザイン系の進路に興味があり、高校入学とともに美大を目指すようになりました。クマビには高校1年生の二学期から通い始めました。知識や基礎も全くありませんでしたが、鉛筆削りから道具の揃え方まで1からしっかり教えて頂けました。

 私が1番伝えたいのは美大を目指すならなるべく早めに予備校に入ることです。私自身も周りより少しスタートが早かったおかげで基礎をじっくり学べ、自分で考える時間もたくさんあったので物を見る力や構想力がいち早く身につけられたと思います。途中で描き方が分からなくなったりパースが狂っていたりしたら、先生方がアドバイスをくださったり、実際に描きながら分かるまで教えて貰えるので手厚い指導を受けられると思います。

 私はもともと一般受験を予定していましたが、行きたい学科に総合型選抜があることを知り、総合型選抜も受けることにしました。適度に面談があるので自分の進路についても一緒に考えてくれます。

 総合型選抜の準備は高校3年生の夏休み頃からしました。私の受ける学科の試験はプレゼンテーション面接だったのでプレゼンの資料作りから始めました。プレゼンなんてしたこと無かったので何もかも分からないことだらけでしたが、先生方にたくさんアドバイスを頂けたり自分自身で考えるような教え方をしていただけたので自分の中で具体的なプレゼンのイメージが掴めるようになりました。プレゼン練習も実際にスクリーンに映してもらって練習したり、授業時間が過ぎても最後までアドバイスをくださったりと、とても親身になって指導をしてくださりました。
 ダメ元での総合型選抜でしたが、多くの対策もあって見事合格することができました。

 私は3年間部活をしていましたが、クマビに入ってデッサン練習も部活動も十分両立出来ました。

 早めにクマビに入ることで受験の視野が広がります。もちろん高校2年生3年生から入ってもそれぞれの進路に合った受験に向けて対策してくれます。美術の道を志す人が1人でも多く夢を叶えられるように願ってます。

合格者の声

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